ハイドロキノンでほくろも消すことができるの?

ハイドロキノンで美白

ハイドロキノンはお肌の漂白剤といわれ、気になる肌トラブルのシミ、そばかすの美白に使われる美白化粧品です。目立つ位置にほくろがあったりとほくろに悩まされている人にとっては、ハイドロキノンでほくろ美白できるかも?!と考えてしまいますね。

ほかの美白化粧品と比較しても段違いに強い効果が期待できるハイドロキノンですから肌にできた黒い点をすっかり消してくれそうにも思えますが・・・。

ハイドロキノンを塗ることで消せるのならば、ほくろ除去手術も必要なく、手軽だと期待しまいがちですが、実際にはそう簡単ではありません。ほくろに使ったらどうなるのかについてまとめていきます。

結論:種類によっては消えるほくろもある

ハイドロキノンクリームで有用なのは、しみ、そばかす、くすみ、肝斑などですが、ほくろに関してはそれほど有用ではありません。肌の表面にできているものに関してはハイドロキノンは効果を発揮しますが、肌の深い部分にまで関係しているほくろに対してはそれほど効果はありません。

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その為にほくろを消せることがあるらしい!と、ハイドロキノンに期待しすぎると、結果が伴わないというケースがほとんどです。

ほくろを消した人、消したい人の口コミ

ハイドロキノンで消えるほくろ、消えないほくろの違いは?

ハイドロキノンで消せる期待できるほくろ

ほくろにはハイドロキノンはそれほど有用ではないと書きましたが、ほくろの中でも比較的ハイドロキノンが効くほくろもあります。

それは膨らんでいない、茶色の色をしているほくろです。茶色のほくろは肌の表面にできていて、深い部分に達していないので、ハイドロキノンを塗ることで色を薄くしたり消すということも期待できます。

ハイドロキノンは塗ってすぐに効果が出るというわけではありませんが、時間をかけて薄くすることを目指していくと、塗らない場合よりも薄くなります。

⇒ハイドロキノンの効果が表れるまでの期間は何日?どのくらい掛かる?

ハイドロキノンが効かないほくろ

茶色の色をしているほくろはハイドロキノンで薄くしていけるのですが、逆にハイドロキノンで消すことができないほくろもあります。真っ黒い色をしていたりちょっと盛り上がっているほくろは消すことができません。

ほくろが盛り上がっている場合は表面だけに皮膚が黒くなっているのではなく、皮膚の深くまでに黒い細胞があるという事です。盛り上がっている高さの倍くらいは下に黒いほくろが埋まっているというイメージで分かりやすいかと思います。なので、そこまで深い位置まではハイドロキノンが届かないという事もあるのでしょう。

ハイドロキノンはほくろ除去後に役立つ
黒い色をしているほくろは、レーザー治療や切除をして消すことが効果的です。美白に効果があるとして知られるハイドロキノンですが、ほくろ切除をした傷跡に塗布することで傷跡が残ったり、黒ずむが定着するのを防ぎ、回復させるという効果はあります。傷跡を目立たなくするためにハイドロキノンが使えるのであれば、結果的に黒いほくろの治療をする時にも役に立つことになりますね。

ハイドロキノンをほくろに使う際の注意

一度皮膚科で診察を受けてみるのもいいですが、「ほくろ除去はレーザーで行いたい、ハイドロキノン処方しない」というお医師さんもいますので、茶色の薄いほくろを消したいのなら市販のハイドロキノンで試してみるほうがコストも時間も節約できますね。

シミ、そばかすを消す場合と同様に、以下の事に十分注意してハイドロキノンを安全にしようしましょう。

ハイドロキノンの濃度

6%以上の高濃度ハイドロキノンクリームは赤み、かゆみ、色素沈着の悪化、ひりひり感など副作用を起こす可能性が高いので、高い美白効果を求めて高濃度ハイドロキノンを選ぶのは止めましょう。

塗布をするタイミング

ハイドロキノンの作用としてメラニンの働きを抑制するため、お肌が紫外線に無防備な状態になります。ハイドロキノンを使用しているときは日焼け止めクリームでカバーしておきましょう。(一部商品で紫外線に影響されないハイドロキノンもあります。)

長期間、連続使用しない

高濃度のハイドロキノンを使わず、1~2%程度の低濃度ハイドロキノンでも長期間使い続けることで副作用を起こすリスクが高まります。長くても3か月で1クールとししばらく(休止期間1か月程度)は使わないようにしましょう。

しばらく使ってみて、ハイドロキノンが効いてない場合には、トレチノインのと併用、レーザー治療や切除手術など別の方法を病院で相談しましょう。

 

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