
ハイドロキノンはシミを白くする効果があり、肌の漂白剤といわれ、シミやあざなどの治療や、扁平母斑(茶あざ)の治療にも使われています。
扁平母斑にを消すために
- ハイドロキノンはどのようなメカニズムが働き美白効果が得られるのか?
- どういったところに気をつけて使用していけば良いのか
といったポイントについて紹介していきます。
扁平母斑とはどういった症状なのか?
扁平母斑は茶色のあざが皮膚にできる状態のことを言います。皮膚に平坦にできるあざのことで、ほくろのように盛り上がることはありません。生まれつきでできているという人が大半ですが、まれに思春期なってできてくるという人もいます。
扁平母斑はそれが悪化して何かの症状を引き起こすことはなく、見た目の問題と言えます。顔などわかりやすい場所に茶色のあざができてしまった場合、ある程度の年齢になると気になるという人が少なくありません。
また成長で体が大きくなっていくのに比例して、あざも大きくなっていくので、生まれた時には小さく感じていても成長するにつれて気になっていくこともあります。
扁平母斑はハイドロキノンで徐々に薄くなる
ハイドロキノンクリームは長い間医療機関でしか手に入りませんでしたが、今では市販の物を購入できるようになりました。
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初めてハイドロキノンを扁平母斑に塗布する際、副作用が不安に思われるなら、皮膚科や形成外科で医師の診察、処方を受けて指示通りに塗布する方法がよいかもしれません。
ハイドロキノンクリームを塗布することで、扁平母斑の色を少しづつ薄くしていく効果がありますが、赤くなったり痒みを伴うこともあり、それが繰り返されながら新陳代謝が促され徐々に改善されていきます。
ハイドロキノンの濃度は薄い物から濃い物まであるのですが、濃いもの程副作用も出やすいので、まずは2%程度の薄い濃度のクリームから試していきましょう。
ハイドロキノンを塗布してすぐに扁平母斑が消えたり、薄くなるわけではなく、塗り続けることによって少しづつ効果が出るので1か月、2か月と気長に治療をしていくことが求められています。
扁平母斑にハイドロキノンを使用する上での副作用とは?
ハイドロキノンは強い成分なので、人によって副作用が出る可能性もあり、肌に合うかどうかをしっかりと見極めた上で、段階的に治療を進めていく必要があります。
炎症や赤み、かゆみが出てしまうこともあるので、様子を見ながら使用していきます。人によってはピリピリした刺激を感じることもあります。
ハイドロキノンは長期間塗り続けていくと、そこだけ白抜けしたような形になり、白斑ができてしまうことがあります。それを避けるために、しっかりと経過観察をして3か月以上使わないように休止期間も設けましょう。
母斑+ハイドロキノンについてのネットの反応は?
“ハイドロキノンで扁平母斑が完全に消えることは、ほぼない。けれども、薄くすることは出来る。ただその具合は人によって異なる。”とのことでした。母斑の濃さや大きさ、部位によって治療方法は異なると思いますが、Rさんにとって良い方法が見つかるといいですね✨
— さりー (@sally_cloud9) December 25, 2017
小さい頃からある顔のシミが気になって皮膚科に行ったら、扁平母斑とのこと私のだとレーザーはしない方が良いらしいのでハイドロキノン買った
— さりー (@sally_cloud9) December 25, 2017
背中のニキビ跡のために買った濃厚本舗のハイドロキノン、余るのがもったいないからついでで生まれつきの扁平母斑に塗り続けて約1ヶ月。明らかに扁平母斑が薄くなってる…地道に続けていきたい
— まぐ (@mgmg___ooO) July 14, 2019
扁平母斑、皮膚科で処方されたハイドロキノンとトレチノインでは全く薄くなりませんでしたね。医者には、これ以外の有効な治療法はないから諦めてくれと言われた。
— ❤顔面サグラダ・ファミリア❤ (@IhateGoki) January 3, 2019
もったいないな〜っていろいろ調べてたら、ハイドロキノンって扁平母斑の治療にも処方されたりするんだね
それ読んでて思い出したんだけど、私は太ももに手のひらサイズのわりと大きめの扁平母斑がある!笑
これに使おう( ˇωˇ )— nicosty (@nicol_stern) April 8, 2017
紫外線対策とハイドロキノンの保存方法
ハイドロキノンを使用する上ではいくつか気をつけなければいけないことがあります。まずハイドロキノンを使用した際には、日焼け対策をしっかりとすることが大事です。
またハイドロキノンは酸化しやすいので、冷蔵庫で保管を行い、半年程で使い切るように気をつけましょう。長期間保存しておくと、効果が薄れることがあります。
ハイドロキノンを扁平母斑に使用することで、茶色のあざを薄くすることが期待できますが、しっかりと使用法を守ること、肌に合っているかどうかを見極めて使うようにしましょう。濃い濃度であるほど肌に負担をかけやすくなるので、医療機関で経過観察を受けながら、使用し続けていくことが良いでしょう。また即効性があるわけではないので、気長に効果が出ることを期待して、様子を見続けていくことが大事です。副作用を感じた時には、すぐに医師の診察を受けましょう。