そばかすを消すために、ビタミンCをたくさん摂ったり、美白の化粧品をずっと使っていても、そう簡単にはそばかすは消えてくれません。というか、そばかすが薄くなった実感を得たなんて話は聞いたことがないくらいです。
そばかすを消すのにハイドロキノンを使う人が増えています。酷いシミも消してしまうほど強力な美白効果を持つハイドロキノンの働き、そばかすを消すための使い方について紹介します。
ハイドロキノンクリームでそばかすを消せる?
自宅で簡単にクリームなどを塗ってそばかすが消えてくれるのが一番です。そんな美白の方法を行えるのが、シミ消しで人気のあるハイドロキノンクリームです。
ハイドロキノンという成分を使えば自分でしっかりと美白ができてこれまでの美白化粧品にはない即効性が体感できます。色が薄いそばかす、しみなら早い場合は1ヵ月でほとんど見えなくくらいまで改善することができます。
⇒ハイドロキノンの効果が表れるまでの期間は何日?どのくらい掛かる?
そばかすを消すハイドロキノンの塗り方
ハイドロキノンは強力な成分なので美白しない部分には塗らないようにしましょう。普通の肌に塗った場合はふき取るようにしましょう。
そばかすは小さい点のことが多いので綿棒やティシュやコットンを爪楊枝に巻いて、そばかすだけにちょんちょんとつけるとやりやすいですよ。ゴシゴシと塗りこむ必要はありません。
ハイドロキノンを使ってそばかすが消える過程、経過
ハイドロキノンを使うと若干の赤身がでることがあり、そばかすの部分が赤くなるので、色が濃くなったようにみえることがあります。特別にヒリヒリしたり、かゆみが出ることがないなら使い続けても大丈夫です。
できはじめの薄いそばかすなら1か月~2か月、濃いそばかすでも3か月程度で薄く消えてきます。肌が乾燥すると効果が薄れるので、保湿ケアは念入りにしておきましょう。
遺伝でできるそばかすもハイドロキノンで消える?
遺伝でできているそばかすは消えないというイメージを持っている方も多いですが、ハイドロキノンは茶色いものならほくろも消せるくらいの作用があります。
ただ、そばかすができやすい体質、肌質もあるので消してもどんどん肌の奥からメラニンがやってきて堂々巡りになる可能性もあります。メラニンが作られないようにUVケア、栄養バランスを整えていきましょう。
ハイドロキノンでそばかすが増えた気がする!?
ハイドロキノンの影響でそばかす、シミが増えることはありません。ハイドロキノンを使っているときに新たにそばかすができれば、それは1か月以上前に肌の奥で生まれたメラニンです。
そばかす、シミが一度できた部分はメラノサイトが活発になっていてメラニンが作られやすい箇所なので予防も同時にしていく必要があります。
ハイドロキノンの連続使用は3か月まで
ずっと前からある頑固になってしまった濃い色のそばかすでもハイドロキノンを3か月程度使うことで美白を実感することが可能です。ハイドロキノンは肌に合わないと副作用が出る可能性もあるので最長でも3か月の連続使用までにしましょう。
⇒ハイドロキノンを使ったら赤く、痒くなった!そんな時のかゆみ対処法
その後は1か月間、ハイドロキノンを使わない休止期間を設けてお肌を休めてあげましょう。1か月たてばまたハイドロキノンを使用することができます。
ハイドロキノン休止期間中にも美白ケアを忘れずに
シミとそばかすは似ていますが、そばかすは若い肌にもできることからわかるように、シミよりも強敵です。ハイドロキノンクリームと保湿ケアでさらにしっかりとケアしていかなくてはいけません。
ハイドロキノンを使わないお肌を休める期間を作る必要がありますが、そのお休みの期間も美白に役立つケアを行っておきましょう。まずは肌の代謝を上げるために保湿ケアは必須です。
より美容成分をお肌に浸透させたい場合には美顔器を使うという方法もありますね。EMSなど高価な美顔器も多いですが、美白にはイオン導入、イオン導出で美容成分を浸透させることができればいいので以下の美顔器で十分効果を実感できます。
肌の水分量をアップしたり、乾燥肌、敏感肌を改善するためにはセラミド配合の化粧水、オールインワンがおすすめです。うるおいがあるお肌はメラニンの排出も早いのでシミができにくくなります。
そばかす予防&美白ケアもしっかり行う
美白に必要な美容成分で一番有名なのは、やっぱりビタミンCですよね。栄養ドリンクやダイエット用のものにまでビタミンCがたくさん配合されていたりします。
ビタミンCのいいところはメラニンの還元作用だけでなく、コラーゲンの生成も促進してくれることです。お肌のハリがアップし、潤いも保ちやすくなります。食べ物からとるなら、じゃがいも、ブロッコリーがおすすめです。
もちろん食べ物からだけでは足りないという場合はサプリを使ってもいいです。ただ、胃の弱い人は食後に飲むなど工夫しないと胃があれてしまう原因にもなるので注意しましょう。
また早くそばかすを消したいと推奨されている量よりも多くたくさん飲んでしまうと下痢になることもあります。1日に500mg~1000mgで十分ですから毎日持続するようにしましょう。
スキンケアで外側からの美白ケアをしていくと同時にこういった栄養素も忘れずに取ると効果が早くなることが期待できます。
まとめ
そばかす美人という言葉がありますが、子供や10代などの若い人でも、シミがあるのと同じなんですから、本人にとってははっきりいって迷惑な言葉ですよね。
そばかすを消すには美容整形外科などでレーザー治療やフォトフェイシャルで…というのが一番確実と思われがちですが、やはり病院で施術してもらうのってちょっと怖いですし、費用面も問題です。
自分でできるスキンケアでそばかすを消すことができるハイドロキノンは稀に副作用が心配されますが、安価でそばかすを消せる唯一の方法といっていいでしょう。しっかり注意事項を守って安全に美白していきましょう。